2026年3月18日
東京工芸大学、韓国・成均館大学校とAI活用型・課題解決型起業チームプロジェクト授業を実施
東京工芸大学は、韓国の成均館大学校と連携し、AIを活用した課題解決型の起業チームプロジェクト授業を実施した。
芸術学部インタラクティブメディア学科の学生7名と、成均館大学校の工学部および芸術学部の学生9名が参加し、1月20日から3月4日にかけて国際連携型の教育プログラムとして展開した。
授業は、AI技術と文化芸術、デザイン、産業分野を融合した実践的な学びを目的として、東京工芸大学の近藤テツ教授と、成均館大学校のソル・サンフン教授およびリ・ジュンソ教授の指導のもとで実施された。両大学の学生は学年や専門分野を横断して参加し、分野融合型のチーム編成により、多角的な視点から課題に取り組んだという。
今年度のテーマは、韓国のポータブルスマートデバイス企業Bluefeel社が提示した「携帯型発熱式タンブラー」の商品企画で、学生たちは日韓混成チームを組み、市場調査やユーザー分析を行いながら、AIを活用した企画立案、試作品制作、次世代製品に向けた提案までを行った。プロジェクトはオンラインでの共同作業を基盤としつつ、2月には成均館大学校の学生が来日、3月には東京工芸大学の学生が韓国を訪問するなど、対面での交流も組み合わせて進められた。
3月3日には成均館大学校において最終発表が行われ、学生チームはBluefeel社の代表取締役に対して企画提案を実施した。実在企業の製品を対象とした課題設定により、企業視点からのフィードバックを受ける機会となり、実社会に即した学びが提供された。
取り組みを通じて、学生は言語や文化の違いを越えた協働経験を積み、異文化理解やコミュニケーション能力を高めるとともに、専門知識を社会課題に応用する実践力を養った。加えて、日本と韓国の両拠点を往来する密度の高い活動は、学生のグローバルなキャリア意識の向上や、両大学間の継続的な学術交流の基盤強化にもつながったとしている。
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