2026年5月20日
GTF、WEF「2027年最重要スキルTop 3」は全てCritical Thinkingの構成要素
GTF(グローバルタスクフォース)は18日、「2027年最重要スキルTop 3」が全てCritical Thinking(CT)の構成要素であることを発表した。

世界経済フォーラム(WEF)が発表した「Future of Jobs Report(2023)」が選定した2027年までに最も重要度が高まるスキルは「Analytical Thinking(1位)」、「Creative Thinking(2位)」、「Critical Thinking(3位)」。一見別物に見えるが、学術的にはいずれも研究者Facione (1990) APA Delphi Reportが定義するCritical Thinking(批判的思考)6コアスキル・16下位スキルの構成要素。


つまり、WEFが「最重要」と位置づけた上位3スキルは、すべてCTの枠組みに包含される。日本の企業研修市場の主流である「ロジカルシンキング(LT)」は、この統合的なCTの16下位スキル中わずか2~3スキル(13~19%)しかカバーしていない。
残りの81~87%である課題発見力(Interpretation)、証拠評価力(Evaluation)、創造的代替案生成力(Inference-Conjecturing)、メタ認知力(Self-Regulation)は構造的に欠落している。
CT研修の多くは、実態としてLTの延長線上にある思考系研修をCTと称しているに過ぎない。日本の主要法人研修プロバイダー30社を分析すると、LTとCTを明確に別講座として提供しているのは14社、CTを主たる思考系商品としてLTを内包する形で提供するのは5社、LTのみが9社。
CT含有比率は分類済み28社中19社(67.9%)だが、その大半の「CT」はFacioneの6コアスキルのうち分析(Analysis)と推論(Inference)の一部を扱うにとどり、課題発見力(Interpretation)、証拠評価力(Evaluation)、メタ認知力(Self-Regulation)を体系的にかつ厳密に教授するプログラムは見つけることは困難。
つまり、日本企業のCT研修投資には二重のギャップが存在する。第1に、CT研修そのものの導入率がLT研修よりも低い。第2に、「CT」研修を標榜する研修でもFacione基準のスキルカバー率が低い(主力講座で31%程度)。
GTFは2001年の設立以来、上場企業を中心にチーム出向型ハンズオンによる企業再編・再生を中核事業としながら経営幹部&インターン育成2万名超の実績を積み重ねてきた。
GTF Thinking Academyは、この実践知を体系化し、「研修(CT 4モジュール+AI思考設計)」「測定(独自開発テスト GTF-CTPA)」「補強(処方型ミニモジュール)」を一貫して提供する批判的思考力プラットフォーム。世界標準の学術エビデンス(米国心理学会デルファイ・レポート、Abramiメタ分析等)に基づき設計されているという。
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