2026年6月16日
東京都、デジタル・AX人材を育成する「都立学校AI Lab」がスタート
東京都教育委員会は12日、都立学校の生徒を対象に、生成AIなどのデジタル技術を活用して社会や地域の課題解決に取り組むプロジェクト「都立学校AI Lab」を開始すると発表した。

東京都では2025年5月から、全都立学校で生成AI利用環境「都立AI」を整備し、児童・生徒の学習活動への活用を進めてきた。今回スタートする「都立学校AI Lab」は、その取り組みを発展させ、生徒が実際にAIを活用したプロダクト開発や課題解決に挑戦する実践的な人材育成プログラムとなる。
生徒の習熟度に応じて3段階のプログラムを用意。初級の「アプリ開発オンラインプログラム」では、動画教材を通じてAIアプリ開発の基礎を学ぶ。中級の「アプリ開発ワークショップ」では、デザイン思考やAIアプリ開発を体験しながら実践的なスキルを身に付ける。さらに上級の「ハッカソン・コース」では、メンターの伴走支援を受けながら、社会課題や地域課題の解決につながる高度なAIアプリ開発に取り組む。
このうち中級プログラムの「アプリ開発ワークショップ(集合型)」は、7月から8月にかけてデロイト トーマツ東京オフィスで開催予定。対象は都立学校に通う中学生・高校生で、定員は計150人。参加申し込みの受け付けを12日から開始した。
また、上級の「ハッカソン・コース」は9月から2027年1月まで実施予定で、デザイン思考やデータサイエンス、AIアプリ開発について学びながら課題解決に挑戦する。成果発表会と表彰式は2027年1月下旬に開催される予定。
東京都教育委員会は、「都立AI」と「都立学校AI Lab」を両輪として活用し、生成AIを使いこなしながら社会課題の解決に取り組むデジタル・AX人材の育成を進めていくとしている。
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