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2026年7月13日
コードタクト、授業支援クラウド「スクールタクト」に搭載されたAI機能群「タクトAI」発表
授業支援クラウド「スクールタクト」を提供するコードタクトは10日、同サービスに搭載された先進的なAI機能群である「タクトAI」を発表、また「タクトAI」の開発ロードマップをスクールタクト公式サイトで公開した。
教員の多忙化が深刻化する中、教育現場における「AI活用」への期待はかつてないほど高まっている。これまで教育用AIといえば、個々の習熟度に合わせた「AIドリル」に代表されるような、個別最適化のためのツールが中心だった。
近年では、広く普及している対話型生成AIの活用も検討され始めているが、教育現場からは、「AIが答えを出すことで子供の考える機会が奪われる」「汎用AIのプロンプト入力が先生の負担になる」といった懸念も存在する。
文部科学省が掲げる「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に向け、今後、AIには、個の学習サポートに留まらず、子供たちが互いの考えに触れ、クラス全体で学びを深め合う「協働的な学び」の領域までを支える役割が求められている。しかし、汎用AIは必ずしも教室の文脈を理解しているわけではなく、教育的配慮の観点からも課題が残る。
同社は設立以来、一貫して「子供たち同士が学び合う『協働的な学び』」を大切にしてきた。今回、タクトAIを公開した背景には、汎用AIにはない「教育現場のための安心・安全」を、ELSI(倫理的・法的・社会的課題)の視点から責任を持って提示したいという強い想いがあるという。
そのために、教師が主導権を握り、授業の目的に沿って安全に使いこなせる機能群を「タクトAI」として体系化した。この発表とロードマップの公開を同時に行ったのは、公教育におけるAI活用の「透明性」と「信頼性」を最優先に考えたため。
教育現場でのAI活用には、利便性への期待がある一方で、データの取り扱いやAIの判断への依存、教育的妥当性といった「懸念」も存在する。同社ではAIをブラックボックス化せず、開発の意図や目指す未来を、教育に携わる教師や教育委員会へオープンにすることこそが、責任ある開発の第一歩であると考えた。
このロードマップには、単なる機能リリースの予定だけでなく、同社が目指す「個別最適で終わらせない、協働的な学び」への進化の道筋が記されている。この公開を通じて現場からのフィードバックを積極的に受け入れ、対話を重ねながら、真に現場の学びを支えるAIを共に育てていきたいと考えているとしている。
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