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2018年12月26日
国語研とワークス、単語ベクトルで産官連携による共同研究を開始
ワークスアプリケーションズは25日、同社のAI研究機関のワークス徳島人工知能NLP研究所が、人間文化研究機構 国立国語研究所と、自然言語処理の重要な資源の1つである「単語ベクトル」において共同研究協定を締結したことを発表した。
「単語ベクトル」とは単語の特徴を数値化したもの。これを利用することで、コンピュータは単語の類似性や関連性を捉えることが可能となり、高精度な検索や翻訳、テキストマイニング (情報抽出)、分析、自動会話の実現につながる。
自然言語処理技術の研究・実用化を行うワークス徳島人工知能NLP研究所は、2017年8月に、商用利用に耐えうる高品質な解析性能を持つ形態素解析器「Sudachi」をオープンソースソフトウェアとして公開した。
また、日本語学研究の中心機関である国語研は、さまざまな機関と理論的・実証的共同研究を展開することによって、日本語教育や自然言語処理などへの応用発展に寄与することを重要な使命としている。
そこで、両者はそれぞれが持つ技術資産を活用し、自然言語処理技術の更なる発展と社会への技術還元を目的に、産官連携して共同研究することに合意した。
共同研究では、国語研が保持する100億語規模の日本語データベース「国語研日本語ウェブコーパス (NWJC)」と、ワークス徳島人工知能NLP研究所が開発した新たな形態素解析器「Sudachi」を使って、より実用的な「単語ベクトル」を構築する。さらに、共同研究による成果を、オープンソースソフトウェアとして無償公開することで、自然言語処理の研究開発の加速に貢献していく。
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