2019年7月2日
IIBC、「大学入試英語成績提供システム」へのTOEIC Tests参加申込を取り下げ
日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2日、TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)およびTOEIC Speaking & Writing Tests(TOEIC S&W)の大学入試英語成績提供システム(本システム)への参加申込を取り下げると発表した。

TOEIC L&RおよびTOEIC S&W(TOEIC Tests)は、2018年3月26日付で大学入試センターの本システムの参加要件をすべて満たしていることが確認されていた。
その後、同協会では、大学入試センターと協定書の締結に関する協議を行うとともに、
2020年4月からの本システム運用開始に向け、所要の準備を進めてきた。
TOEIC Testsは4技能を測定できる試験ではあるが、TOEIC L&RとTOEIC S&Wが別々に実施される形態となっている。本システムへの社会的な要請が明らかになるにつれ、それらに対応するためには、受験申込から、実施運営、結果提供に至る処理が当初想定していたものよりかなり複雑なものになることが判明してきたという。
このため、現時点において、協定書締結に向けた大学入試センターとの協議が完了しておらず、同協会として本システム運用開始において責任をもって各種対応を進めていくことが困難であると判断。
これ以上意思決定時期を遅らせることで、受験者をはじめ、保護者、学校関係者に迷惑をかけないように、同協会としては、「TOEIC L&RおよびTOEIC S&Wの大学入試英語成績提供システムへの参加申込を取り下げる」との判断に至ったという。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













