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2019年8月22日

埼玉県、IoTやAIなどを活用した「スマート保育園」モデル実証実験

埼玉県は21日、ユニファと連携して、9月から官民連携「スマート保育園」モデル実証実験を行うと発表した。

センサーが体動を自動で記録し業務を効率化

埼玉県では昨年4月から「Saitama-Collaboration-Lounge(Sai-Co-Lo)」を設置し、民間企業などとの連携を積極的に行っている。今回はその一環として、ユニファと連携し、保育士の業務負担軽減と保育の質向上などを目指す実証実験を実施することとした。

具体的には、ユニファが開発するベビーテック(乳幼児の子育てを支援するための情報技術)を保育園に無償で試験的に導入し、データを収集、分析することで、安全性確保を前提に効率化できる業務の整理やICT化の課題などを検証する。

導入されるベビーテックは、園児の昼寝中の体動や体の向きを記録する「ルクミー午睡チェック」やスマート体温計「ルクミー体温計」などにより収集した情報を分析し、子どもの健康状態の異変を早期検知する“見守りAI”。「ルクミーフォト」での自動撮影や音声録音のデータをAIが処理することで効率的に日誌を作成する“スマート日誌”。「キッズリー保育者ケア」での保育園の組織診断による早期離職の防止など。

川口市、戸田市の保育園10カ所で、9月から来年2月まで、それぞれの実施園の実情に合わせて導入される。

関連URL

ユニファ

Saitama-Collaboration-Lounge(Sai-Co-Lo)

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