2020年4月6日
スピーキング評価AI「CHIVOX」、グローバル利用実績が30億回を突破
アイードは3日、同社の英語スピーキング評価AI「CHIVOX(チボックス)」の2月以降のグローバルでの利用実績が30億回を突破した、と発表した。
「CHIVOX」は、オンライン英語学習サービスの内部に組み込まれる形で利用されるサービスだが、新型コロナウイルスの流行前と比較して利用実績が伸びているという。
3月以降、日本では新型コロナウイルス流行前/後の平均利用実績よりも約2倍伸びており、中国でも約2.2倍に伸びている。グローバルでは、直近2カ月間で合計30億回以上のスピーキング評価が行われた。
同社は、こうした急激な利用実績の伸びを受け、グローバルでのCHIVOX活用事例を独自調査し、その結果をまとめた。
それによると、活用事例ランキング第1位は、宿題やトレーニング向けの「スピーキング学習(宿題/トレーニング)」サービス。新型コロナウイルスの流行以降、顕著に利用実績が伸びており、学生のオンライン学習時間が大幅に上昇していた。
第2位は、オンライン授業向けの「スピーキング学習」サービス。新型コロナウイルスで休校中の子どもたちの学び継続のためEdTech企業による自社サービスの無償提供がグローバルで拡大。
また、第3位はスピーキングテスト(アセスメント)での活用で、第4位はスピーキング学習(AIによるインタラクティブレッスン)だった。
CHIVOXは、AIが学習者のスピーキングを「発音」「流暢さ」「内容」「文法」などの項目で診断し改善点フィードバックを行う機能を、導入企業が自社の英語学習サービスに自由に搭載できるサービス。
中国の英語教育サービス市場の約60%を占有し、グローバルでは1000社以上のプロダクトに導入。132の国と地域で利用され、毎月6億回以上の評価が行われている。
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