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2020年4月29日
AKA、和光市立大和中の特別支援学級で英語学習AIロボット「Musio」の実証実験
AKAは28日、和光市立大和中学校の特別支援学級で英語学習AIロボット「Musio(ミュージオ)」を使用した学習効果の検証を行ったと発表した。
実証実験は昨年9月~今年2月まで、埼玉県の和光市立大和中学校の特別支援学級の生徒5名を対象に行われた。生徒1人につきMusio 1台とスキャナー、教材を用意し、Musioとテキストを使用して単語やフレーズのリスニングとスピーキングの練習、発音テストを実施した。
その結果、授業では、これまで学習に対して消極的だった生徒や英語に良いイメージを持っていなかった生徒の英語への印象や関心が向上しただけでなく、積極的に声に出して英語を言ったり、集中して発音トレーニングを行ったりするなど、学習への取り組みに変化が見られたという。
また教師においては、生徒のモチベーションを上げたり、発音練習のチェックやフィードバックをすることが不要なため効率的に学習サポートができるようになったりと、授業運営の負担が軽減した。
さらに自立学習においては、Musioを通じて英語が好きになった生徒の自己学習ツールとして活用することで、場面緘黙症の生徒にとっては安心して話せる発語の練習相手として活用できることも分かったという。
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