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2020年5月29日
ターンナップ、生徒・教師間の質問やりとりを可能にするシステムを無料公開
ターンナップは28日、学習用アプリを通じた生徒・教師間の質問やりとりを可能にする「質問対応システム」を無料で公開した。

同社は、従来から無料学習用アプリで、授業動画(2020年5月末現在、約1万本)、問題集(同、約2万問)などを一般ユーザー向けに提供してきたが、新たに法人・団体向け機能として「スクールモード」を追加。所属生徒と各団体の教師の間で質問と回答ができるようにした。
学習用に設計されたアプリを経由することで、公私混同を避けたメッセージのやりとりができるようになり、また従来機能の授業動画や問題集を補助教材として利用することもできる。
このシステムは無料で公開し、利用回数にも制限はない。また、今回リリースしたシステムは、新型コロナウイルスによる「分散登校措置」や第2波への備えなどの観点で、早期利用開始を優先したベータ版。
正式版移行後も、「生徒・教師間の質問のやりとり」の機能については無料提供を継続する方針。
対象は、有償・無償を問わず、中高生カリキュラムの教育を提供する法人・団体(中学、高校、学習塾・予備校、教育関係NPO団体など)。料金は、質問対応システム、生徒用アプリともに無料。
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