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2020年8月7日
紙版を購入すると電子版が無料になる「ポルトコード」の配布数が300校を突破
スタディプラスが提供する電子参考書サブスクサービス「ポルト」は6日、紙の学習参考書を購入すると電子版も無料で利用できる「ポルトコード」を、出版社と共同で全国の高校向けに配布を開始したと発表した。第一学習社の理科「セミナーシリーズ」等4冊に対応するポルトコードの配布高校数が300校を超え、利用者数は1万5千人を突破している。
学校教育のICT化の現状としては、政府が教育のICT化をIT新戦略の重要な柱に据えたことや、GIGAスクール構想により2020年度中に小中学生の1人1台情報端末の配布がされるなど、政府がICT教育を後押しする社会環境となっている。そのような状況下で同社では、スマートフォンやタブレットで利用できる電子参考書が無料で利用できる環境を提供することは大きな意義があると考え、教育のICT化を推進する。
「ポルト」は、月額980円で電子版の大学受験向け学習参考書80冊以上が使い放題になるサブスクリプションサービス。スマートフォンやタブレット(iOS/Android)に対応している。「ポルトコード」は紙の参考書購入者に対して発行され、同アプリ内で入力することで対応教材に限り無料で利用できる12桁コードのこと。同アプリでは複数の出版社と共同でポルトコードを発行しており、学校や書店を通じて利用者数を拡大している。
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