2020年8月25日
京都橘大、AI時代の人材養成に向けて3学部来年4月開設正式決定
京都橘大学は21日、2021年4月の開設に向けて、4月に提出した工学部、経済学部、経営学部の設置届出が、7月に文部科学省に正式受理され、これらの新学部開設が決定したと発表した。
また、新学部および国際英語学部を含む収容定員増についても8月に認可され、入学定員は 2020年度の6学部13学科・計1221人から2021年度は8学部15学科・計1631人に拡大。新学部の開設に伴い、現代ビジネス学部は 2021 年4月から募集を停止する。
また、新設学部の工学部学部長には東野輝夫氏、経済学部学部長には髙山一夫氏、経営学部学部長には松石泰彦が決定。
新たに設置する 3 学部は急速に発展しているAIやIoTなどの情報技術と社会創造のための種々の知恵や技術を総合し、豊かな生活環境、先進的な都市環境、健康長寿社会の構築に貢献できる人材の育成をめざす。
工学部(情報工学科、建築デザイン学科の 2 学科)概要
●情報工学科
入学定員:130 人
コース「ソフトウェアデザイン」「ネットワークデザイン」「IoT システム」「メディアデザイン」「データサイエンス」
特徴:健康長寿社会や超スマート社会といった、これからの社会において必要とされる情報システムやソフトウェアの構築と活用およびデータの利活用を実践的に行うことのできる人材を養成。また、情報の知識・技術だけでなく、幅広い視野や、確かな実践力を身につけ、システムやデータの構築・開発に従事する技術者のみならず、さまざま組織の営業・管理等の部門で、情報工学の確かな知識・技能を基礎に、豊かな社会の実現に寄与することのできる力を養う。
●建築デザイン学科
入学定員:80 人
領域:「建築デザイン」「インテリアデザイン」「環境デザイン」
特徴:建築デザイン・インテリアデザイン・環境デザイン領域の専門知識と技術を身につけ、安全かつ快適で持続的な生活環境を生み出すことのできる人材を養成。また、体系的な学修を通じて、建築士やインテリアプランナーに資する確かな知識・技能(AI・IT 知識含む)を獲得し、実社会に応用することで、人のためを考えた、変わらない価値をデザインできる力を身につける。
経済学部(経済学科)概要
入学定員:240 人
コース:「金融・産業」「地域・国際」「公共経済・政策」「医療・社会保障」「観光・文化」
特徴:論理的・批判的思考能力やコミュニケーション能力などの普遍的な能力を基礎に、経済学における専門的知識と、AI 時代において求められるデータサイエンス等の新たな技能を身につけ、幅広い視野で経済社会が直面する課題に取り組み貢献できる人材を養成。また、市場メカニズムや経済循環等の経済の仕組みや、各領域の独自の経済特徴を理解し、未知を切り拓き新たな価値を創造する力を養う。
経営学部(経営学科)概要
入学定員:260 人
領域紹介:「会計・ガバナンス」「マーケティング・イノベーション」「戦略・組織」
特徴:経済的成長と社会的問題の解決を両立できる新たな価値を創造するため、経営学の専門的知識および、論理的思考能力やコミュニケーション能力、データ分析力などの実践力を身につけ、AI 時代において、あらゆる組織において活躍できる人材を養成。また、データサイエンス等の知識を活用した現状認識のもとに、民間企業等の組織のなかでリーダーシップを発揮しつつ、さまざまな経営資源を有機的に結びつけ、現状にとらわれず、新しい価値を生み出すことのできる力を養う。
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