2020年10月19日
GIGAスクール構想を支える「ICT支援員オンライン講習会」11月から開催
ICT支援員普及促進協会は、政府の「GIGAスクール構想」実現による急激な人材需要に対応するため、「ICT支援員」に必要な基礎知識を習得できるWeb講習会を11月9日から2021年1月17日まで開講する。

「ICT支援員」は、学校の先生や子どもたちのICT活用を支える専門職。講習会を終了すると、自治体のICT支援員募集条件にもなっている「ICT支援員Web講習会ブロンズコース終了証」が発行される。
文部科学省は、「ICT支援員は不可欠な存在」としてきたが、ICT環境の整備が進まず、「ICT支援員」の配置も進まなかった。ところがコロナ禍により、政府の「GIGAスクール構想」が急加速。「全国の小中学校の児童生徒1人1台の端末整備」が、大幅に前倒しされ、今年度中に整備完了することに。「ICT支援員」の募集が急増することが想定されるが、活躍できる人材は、全国でも約2000名~3000名程度で、人材の育成が急務だという。
講習会概要
募集期間:10月19日(月)~2021年1月8日(金)
講習日程:11月9日(月)~2021年1月17日(日)
費用:6200円(税込)
*ICT支援員普及促進協会の年会費(4000円/2021年3月31日まで有効)を含む。
*ICT支援員普及促進協会の2020年度年会費を納入している会員は、2200円(税込)。
対象:ICT支援員の基礎知識習得に興味のある人・技能習得を必要とする以下の人
GIGAスクールサポーター、ICT支援員に今後応募し、学校で業務を行うことを希望する人
GIGAスクールサポーター、ICT支援員を派遣しようとする企業・団体、もしくはすでに派遣している企業・団体の職員や個人
教育委員会、自治体、学校の教職員 他
コンテンツ(予定)
1. ICT支援員の役割(1時間目)
1.1. 学校でのICT利活用の現状
1.2. 学校へのICT導入の歴史
1.3. 学校におけるICT支援員の現状・位置付け
1.4. ICT支援員の仕事内容
≪確認テスト≫
2. 校内のICT環境(2時間目)
2.1. 学校内のICT機器(機材、ソフト、ネットワーク)
2.2. 学校で使うソフトウェア
≪確認テスト≫
3. ICT支援員が意識すべきこと(3時間目)
3.1. 注意すべきこと・仕事の範囲
3.2. 情報セキュリティ・守秘義務
3.3. 情報モラル
3.4. 不具合対応の方法と心構え
≪確認テスト≫
4. 最終確認テスト
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











