2021年12月30日
就職活動で「企業の安定性」を重視する学生が9割を超える =学情調べ=
学情は29日、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。「就職活動で安定性を重視するか」を調査した結果を公表した。
「企業の安定性」を重視する回答が9割超。「長く働きたいので、安定性を重視している」「不安定な環境だと、新型コロナウイルスの感染拡大などの非常事態の際に、倒産やリストラのリスクが高くなると思う」などの声が上がった。
一方、「変化が激しい時代なので、終身雇用を前提にするのはリスクだと思う」「どこに行っても通用するスキルを身に付けることが必要だと思う」といった指摘もあり、生活の「安定」のためには企業にキャリアを委ねるのではなく、自分自身のスキルや能力を高める必要があるという考えが伺えたという。
就職活動において「企業の安定性」を「重視する」と回答した学生が66.2%。「どちらかと言えば重視する」26.8%を合わせると、9割を超えた。
「安定性」が高そうだと思う企業の特徴は「社員の定着率が高い」61.7%が最多。次いで「福利厚生が充実している」61.0%、「収益の柱が複数ある」56.1%で、「大手企業である」は39.0%で、「大手企業は安定している」というイメージが、学生の中で変化しつつあると推察される。
今回の調査の対象は「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者。調査方法は、Web上でのアンケートで、調査期間は、12月6日~10日。有効回答数は462名だった。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)