2022年3月9日
中部大学、エキスパートの知識を組み込んだ「AIから学ぶ」教育用アプリを開発
中部大学は7日、エキスパートの専門知識で性能を高めた教育用人工知能(AI)から、その判断根拠を学習する教育アプリを開発したと発表した。
工学部ロボット理工学科の藤吉弘亘教授、AI数理データサイエンスセンターの平川翼講師、工学部情報工学科の山下隆義教授らが開発した。
医療画像の疾患判定では、AIがどこを見て疾患と判断したのか分かる技術はこれまでに開発されているが、開発した教育アプリでは、学習者がどこに注目して判断するかを指定し、教育アプリのAIが推論したスコアである判定結果を確認。このスコアが高くなるように判断領域を追加修正してインタラクティブに繰り返すことで学習する。
さらに、エキスパートの知識を組み込んだAIから学ぶことで、AIに埋め込まれたエキスパートの判断根拠を学習者が効果的に学習することが可能になるという。
同アプリケーションは、学習者が使用する一般的なパソコンにインストールすることで活用できる。あらゆる医療分野において医学部生や研修医が患者の画像から疾患を見つけることへの教育に適用が可能で、更に、新人の技術者が欠陥部品を見分ける、農業従事者が作物の育成 状況や病害を判断するなど、その他の産業領域での教育への展開も期待されるという。
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