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2022年4月11日

立命館大、SOLIZEとVR技術を効果的に活用した学習教材の開発を開始

SOLIZEは7日、立命館大学教育・学修支援センター共同で、VR技術の特徴を効果的に活用した学習教材の開発を開始したと発表した。

近年、VR技術の教育活用が進んでいるが、学習の質向上に資する取り組みには十分につながっておらず、国内では、授業でVR技術を使う事例があっても、Zoom等のウェブ会議システムを用いる形態と学習内容にほとんど差がみられない。

同取り組みでは、仮想空間における参加者間の心理的安全の構築と相互作用を中心とした学習に注目し、仮想空間で対面環境と同等以上の学習効果を得る教材の設計・開発を目指す。

同大学教育・学修支援センターの中島英博教授と産業社会学部の野原博人教授が連携し、野原教授のゼミナールに所属する学生がVRを用いた理科教材を設計。開発委託を経てプロトタイプを制作する。制作した教材は、受講生同士でピアレビューを行い、学習効果を検証し、優れた教材はその有効性について、小・中学校等の教育現場において実証実験を行う予定。

教材制作にあたっては、人間の感覚を刺激し、リアリティかつ高い没入感を生み出すVR技術と、バーチャル空間で学びの体験量を増加させる体験型コンテンツサービスを提供する同社と連携し、学生が主体となり3カ月かけて実施する。両社は、VRの説明や学生のアイデアに対するフィードバック等も行う。

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立命館大学教育・学修支援センター

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