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2022年6月22日
仲本工業、「LaKeel Online Media Service」導入で労働安全教育コストを約60%縮減
ラキールは21日、同社のeラーニングサービス「LaKeel Online Media Service」が、総合建設業の仲本工業に導入され、労働安全教育にかかる教育コストの約60%縮減に成功したと発表した。
仲本工業では、従来の教育方法で、教育担当者が労働安全教育に費やしていた工数は、月間60時間にも及んだほか、教育現場へ移動する必要もあったため、教育実施に充てる工数は月間8時間。
教育内容を企画するためのネタ探しや、法令が最新であるかの確認、法令改正された場合の内容調査や、法令解釈の整合性の確認、実際の教材作成といった教材準備には、月間52時間を費やしていた。
だが、同サービス導入後は、教育の企画や教材準備に充てる時間は21時間まで縮減。法令に順守したコンテンツが配信されており、法令の解釈の整合性を調査する必要も無くなり、業務負担が軽減された。
教育実施に充てる時間も3時間にまで縮減。「いつでも・どこでも視聴可能」で、各現場で自ら教育を実施する必要がなくなったことが大きな要因だった。
現在は新たな施策として、定期的に理解度テストを実施。従業員の理解度調査を行うことで、必要な教育内容を把握し、教育計画の見直しが実現できたという。
また、仲本工業では、現場によっては外国人労働者も在籍しており、通訳を介して安全教育をしていたものの、ルール変更に伴う教育といったタイムリーな教育は困難だった。
だが、同サービスは多言語に対応しており、同じタイミングで同じ内容の教育を実施でき、全従業員が常に共通の教育水準を保てるようになった。
「LaKeel Online Media Service」は、「利用率が思うように上がらない、思ったほど効果が出ない」というこれまでのeラーニングの課題を解消する、企業向け動画配信型教育サービス。
学習理論のTPACKをベースに制作されたアニメコンテンツは学習効果が高く、1本2~3分程度とマイクロコンテンツ化されており、日常業務の隙間時間や休憩時間など、いつでもどこでも学ぶことができる。
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