2022年7月7日
全国的にIT人材不足中 人材の活用方法や採用手法において地域差=PE-BANK調べ=
PE-BANKは5日、IT人材の採用担当者を対象に実施した「全国のIT人材活用に関する企業の意識調査」の結果を発表した。
調査では、都市部と地方部でのIT人材活用や採用手法に対しての意識の違いを明らかにし、日本全体で、IT人材の効果的な活用がより推進するためのヒントを分析したという。
社内のIT人材は十分足りているかという質問に、「全く足りていない」「どちらかといえば足りていない」を合計すると、都市部で7割、地方部で5割に達し、全国的にIT人材不足の傾向が見られ、都市部のほうがより深刻。
IT人材が不足だという要因は、都市部も地方部も7割以上の企業が「必要としているスキルや経験を持つ人材がいない」と回答。都市部では「リモートワークが進んだことにより、人材を集めにくくなった」が約4割。地方部では、ビジネスチャンスが都市部よりも少ないことや、支社が多くなることから、採用資金や設備などの環境設営を整える資金の不足が課題であるという回答が多い。
IT人材を採用する際の課題は、都市部では「採用をしてからITスキルにギャップが生まれる」と約5割が回答。地方部では、都市部のように高スキルを求める業務も多いものの、それ以外に「自社にどのようなスキルを持った人材が必要かわからない」が約4割もいた。「IT人材の育成」にも課題を感じると約2割が回答。採用前に企業内で検討が必要な事も多いという。
<調査概要>
調査対象:都市部(東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・大阪・京都・兵庫)、地方部(それ以外の都市)のIT人材の採用に携わる100名 ※企業規模問わず
サンプル数:100サンプル(都市部、 地方部でそれぞれ50サンプルずつ)
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:6月20日~21日
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