2022年9月13日
値上げラッシュでも節約したくない費目、上位は「教育」「食品」=くふうカンパニー「家計防衛に関する意識調査」=
くふうカンパニーグループのロコガイドは12日、くらしに関する様々なジャンルのマニアである「ヨムーノメイト」(公式インスタグラマー)106人を対象に実施した、「節約意識に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、日常で節約を意識しているかどうかを尋ねたところ、「常に意識している」「やや意識している」の回答が合わせて87.7%となり、約9割にのぼった。
節約を実践している分野を聞いたところ、「食品」が77.8%で最多となり、次いで「日用品」が54.5%、「外食・テイクアウト」が47.5%だった。食品・日用品の値上がりが相次ぐ中、家計防衛策として、食費や日用品費を抑えたいと考える人が多いことがうかがえる。
また、現在実践している節約術について尋ねたところ、「無駄な買い物をやめる」が61.6%で最多。以下、「ポイントを貯めるカードを厳選する」57.6%、「お店でクーポンを利用する」55.6%、「クーポンがないか事前にチェックする」53.5%がいずれも5割以上で続き、家計防衛策として、ポイントやクーポンの活用が注目されていることが分かった。
できれば節約したくないものを聞いたところ、「教育」が50.9%で最多となり、次いで「食品」が45.3%だった。相次ぐ値上げラッシュの中でも、教育に関連する出費は抑えたくないと考える人が約半数にのぼった。また、実際に多くの商品が値上がりしている食品については、節約を意識する人が多い一方、「本当は節約したくない」と感じている向きも多いことが分かる。
また、おとな1人あたりの1カ月の食費について、理想の金額を尋ねたところ、「1万1円〜1万5000円」との回答が37.7%で最も多く、回答者全体の平均金額は1万6100円。
一方、実際に発生している金額を聞いたところ、「1万5001円〜2万円」との回答が28.3%で、平均金額は2万500円だった。理想に対して現実は4400円ほど上回っており、物価上昇で家計への負担がさらに増していることがうかがえる。
この調査は、くらしに関する様々なジャンルのマニアである「ヨムーノメイト」(公式インスタグラマー)106人を対象に、8月26日~9月7日にかけてインターネットで実施した。
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