2022年10月25日
約7割の親が日常的な宿題を求める一方で「ただこなすだけ」が課題=イー・ラーニング研究所調べ=
イー・ラーニング研究所は24日、子どものいる親を対象に「2022年:子どもの日常的な宿題に関する調査」を実施しその結果を公表した。
調査は9月3日~21日に子どもを持つ親300名を対象に行われた。それによると、3人に2人の親が日常的な宿題の必要性を感じていることが分かった。その理由としては「日常的な学習習慣の定着につながるから」が6割以上で最も多かった。一方で、不要な理由としては「ただこなす学習になっているから」という回答が7割以上に上り、親の期待通りに宿題が機能していない状況が窺えた。
どのような種類の宿題が意味があると思うかを複数回答で訊ねたところ、「研究や調べもの」が約半数で1位となったほか、「ドリルや問題集」「復習ノート作り」にも4割以上の回答が集まり、学びの定着も重要視されていた。
また、宿題にかかる適切な時間を「1時間未満」とする回答が9割に上り、7割以上が「リビング・居間」で宿題に取り組むべきと考えていた。さらに、9割以上の親が宿題のオンライン化に賛成と回答。その理由は「どこでも取り組めるから」が約9割で最も多く、デジタルツール活用のメリットに期待の集まっていることが窺える結果となった。
関連URL
最新ニュース
- 埼玉県、オンラインによる「女性のデジタル人材育成講座」6月1日から申込受付(2024年5月10日)
- 埼玉県久喜市立図書館、生成AI蔵書検索システムの実証実験を開始(2024年5月10日)
- 大学受験に向けて塾に通い始めるのは「高校1年生から」がトップ =僕と私と調べ=(2024年5月10日)
- 多摩美大、AIやサーキュラーなど5つの最先端テーマを研究するプラットフォーム開設(2024年5月10日)
- 立命館、学生・社会、教育・研究が混ざり合う「TRY FIELD 」開設、オープニングセレモニー開催(2024年5月10日)
- フォトロン、ネットワークカメラ収録システムと学習動画共有プラットフォーム、名城大学の導入事例を公開(2024年5月10日)
- Wonderlabo、渋谷教育学園中高校で「マーケティングの可能性」について講義(2024年5月10日)
- 「ONGAESHI」 、zero to one「E資格認定プログラム」NFTを活用して“無償で学んで転職”(2024年5月10日)
- COMPASS、「学習者を中心としたデータ利活用のこれから」を考えるイベントをオンラインで開催(2024年5月10日)
- 日本野球機構、「エデュすぽ!~教員のための体育授業研究会~」全国4都市のドーム球場で開催(2024年5月10日)