2022年10月31日
小売業界、研修形式としては9割近くが「社内研修(88.6%)」=learningBOX調べ=
eラーニングシステム「learningBOX」を運営するlearningBOXは27日、研修担当者を対象に実施した「業種別教育研修」に関する実態調査の結果から今回は小売業界についての結果を発表した。
それによると、研修形式としては9割近くが「社内研修(88.6%)」と回答。さらに、毎年研修内容を変更しているのは約6割(57.2%)で、毎年変えた方がいいと8割以上(81.1%)が回答している中で約4割(42.8%)は変更できていない実情があることが分かった。
研修用の問題作成について、苦労していることを聞いたところ、「研修内容の組み立て(37.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「研修内容の発案(35.3%)」「限られた研修期間の中でのスケジュールの設定(29.9%)」と続いた。
社員教育や研修に関して抱えている課題としては、「研修システムの導入(31.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「充実した教材・研修プログラム(28.9%)」「定点での経過観測(28.4%)」と続いた。具体的には、「現場は人員を割きたくないので、あまり理解を得られていない(40代/長野県)」、「時代が変化してきているので他の業界の人からのアドバイスなども必要であると思います。内容をアップデートしていく必要を感じます(50代/東京都)」、「研修を受けての実践の進捗状況の把握(50代/兵庫県)」などの声が寄せられた。
教育や研修を有意義なものにするために具体的に行っていることについては、「実業務に即した具体例を取り入れる(40代/千葉県)」、「できるだけ現場で(50代/埼玉県)」、「外部講師に来ていただいたり、現場の人を講師に据えたりしている。今後の課題が浮き彫りになってよいから(50代/東京都)」、「動画をネット上に上げていつでもどこでも講習できるようにしている(50代/福岡県)」との回答が得られた。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)