2023年3月15日
ワーキングホリデー渡航者、今年4月までの1年間で3倍以上増加 =「スマ留」調べ=
リアブロードは14日、同社が運営する海外留学エージェント「スマ留」が、今年4月~6月に渡航予定の1008人を対象に実施した、「2023年春のワーキングホリデー渡航者実態調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、2022年1月以降、ワーキングホリデービザで渡航する人が急増。2023年4月までの1年間で3倍以上増加することが分かった。
短期間で急激に人気となった理由の1つとして、「出稼ぎ留学」という新しい留学スタイルが登場したことが考えられる。「出稼ぎ留学」は、ワーキングホリデービザで渡航して海外で収入を得る留学スタイル。
今回の調査でも、2023年4月~6月の渡航者のうち50.5%がワーキングホリデーを選択していることが判明。出稼ぎ留学目的はもとより、会社の4半期や新生活のタイミングでワーキングホリデーに挑戦する人も見受けられた。
ワーキングホリデーでの渡航者に人気の留学先は、1位が「オーストラリア」(300人)で、以下、「カナダ」(187人)、「ニュージーランド」(15人)などが続いた。米国はワーキングホリデービザが取得できないため、対象外。
留学先で語学学校に通う期間「就学期間」をみると、長期滞在が可能なワーキングホリデーでは「5週間以上12週間以内」の就学が60.5%で最も多かった。
ワーキングホリデーで本格的に仕事探しや就労を開始する前に、まずは語学学校で基礎英語力を身に付けたい、語学学校内で人脈づくりをすることで語学学校卒業後の就労をスムーズに進めたいという人もいた。
また、ワーキングホリデー渡航者の内訳をみると、「社会人」45.7%、「大学生・専門学生」35.5%、「高校生」2.4%などとなっている。このうち、半数以上(56.5%)が「女性」で、「男性」は43.5%だった。
この調査は、海外留学エージェント「スマ留」を利用して2023年4月~6月に渡航予定の1008人を対象に、3月10日に実施した。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)