2023年3月27日
子どもの小学校入学で過半数が「働き方の見直しを検討」 =放課後 NPO アフタースクール調べ=
放課後NPOアフタースクールは23日、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県の、小学生の子どもをもつ働く女性1000人に実施した、小1の壁に関するWebアンケート調査の結果を発表した。
小1の壁は、子どもの小学校入学を機に預け先に困り、子育てと仕事の両立が難しくなる課題。保育園では延長保育があるが、学童保育は通常18時に終了。また、小学生になると、時短勤務制がなくなる企業も多く、働き方の変更を迫られる保護者も多い。

アンケートでは、子どもの小学校入学にあたり、過半数が「働き方の見直しを検討(50.7%)」、全体の37.9%が実際に働き方を変えたと回答した。
また、子どもの小学校入学によって「子育ての負担(や悩み)が増えた」と57.3%が回答。その理由は、「子どもの勉強サポート(76.6%)」、「夏休みなどの長期休みのケア(73.1%)」など、保育園時代には経験が少なかった悩みが上位にあがった。
就労意欲については、84.7%が働きながら子育てするのが大変だとしつつ、95.8%が働き続けたいと考えている。働く理由は、「家計のため」が 87.8%。

子育てと仕事の両立に必要なのは、「配偶者の理解(67.1%)」、「放課後の子どもの居場所(53.6%)」、「職場の理解(53.5%)」だという。
子どもの放課後に関しては、61.1%の人が悩みを感じていて、半数以上が「子どもだけで安全に遊べる場」や「友達と一緒に自由に遊べる場」が欲しいと回答した。
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