2023年4月24日
小学生に人気の習い事、TOP3は「水泳」「サッカー」「英会話」=イオレ調べ=
イオレは、同社のグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の主婦・主夫層409人を対象に実施した、「子ども(小学生以下)の習い事に関するアンケート調査」の結果をまとめ、4月21日付で発表した。
それによると、「子どもは現在習い事をしているか」と尋ねたところ、85.3%が「習い事をしている」と回答。昨年調査と比較すると7.6pt減となったが、それでも8割以上と多くの割合の子どもが何らかの習い事に通っていることが分かった。
「通わせている習い事の数」については、「2つ」が最も多く4割近く(37.5%)を占めた。以下、「1つ」24.4%、「3つ」21.8%、「4つ」9.7%と続き、「5つ以上」も6.6%いた。
通わせている習い事については、「水泳」32.4%、「サッカー」32.1%、「英会話」23.2%がTOP3。上位3位は昨年調査と変わりなく、小学生にとって変わらず人気が高かった。
それ以降の順位では、「学習塾」が5位(昨年7位)に、「野球」が6位(同10位以下)になるなどの変動が見られた。
また、習い事を始めた理由として最も多かったのは「子どもが希望したから」で、以下、「体力づくりや運動能力の向上になるから」、「将来的なスキルにつながるから」などが続いた。
人気の習い事にも、運動に関する習い事(水泳・サッカー・野球など)、将来のスキルに繋がるもの(英会話、塾、通信教育)が多くみられた。
最初に習い事を始めた子どもの年齢に関しては、最も多かったのは「4歳」21.8%で、現在習い事に通っている子どもの中では5人に1人が4歳から習い事を始めており、小学校入学の6歳未満までに何らかの習い事を始めている子どもは全体の66.6%に上る。
習い事の月額総費用は、「1万~1万5千円」21.5%が最も多く、以下、「7000~1万円」12.6%、「2万~2.5万円」12.3%、「1.5万~2万円」12.0%などが続いた。
一方、「これから始めようか検討している習い事」については、「学習塾」22.2%が最も人気で、理由としては「将来的なスキルに繋がるから」「子どもが希望したから」「学校の授業で約に立つから」の順で多く、子どもの将来や未来を見越して学習塾に通わせたいと考えている親が多いようだ。
また、「習い事に通わせていない」と答えた親に理由を聞いたところ、「金銭的理由」41.7%が最も多く、家庭の事情で子どもに習い事をさせられないといった課題があるようだ。逆に「習い事をさせる必要がない」は全体の5.0%で、子どもの教育のために何らかの習い事をさせるべきだと考えている保護者が多いことが伺えた。
この調査は、同社のグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の主婦・主夫層を対象に、3月13日~4月1日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は409人。
関連URL
最新ニュース
- コドモン、島根県江津市の公立放課後児童クラブにICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月17日)
- みん就、「みん就 2025年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」を発表(2024年5月17日)
- 志望校選び、親子で温度差。子どもは「設置学部」保護者は「学費」=明光義塾調べ=(2024年5月17日)
- 最も苦手な体育の種目、小学生は「水泳」、中学生は「長距離走」=ニフティ調べ=(2024年5月17日)
- カホエンタープライズ、山口大学で「Tableau」用いたデータ活用DX化支援を実施(2024年5月17日)
- 埼玉工業大学、工学部5専攻を新設 全学的に専攻を強化(2024年5月17日)
- FIXER、鈴鹿工専で生成AI活用に特化した寄付講座を開講(2024年5月17日)
- 立命館大学、人工知能チャットボット「ChatGPT」と翻訳ツール「BloomTalk」導入(2024年5月17日)
- マナリンク、不登校のためのオンラインフリースクール「マナリンク小中等部」開校(2024年5月17日)
- レコチョク、幼児・小学生向けデジタル技術を活用した「音楽×教育」体験会を開催(2024年5月17日)