2023年9月14日
校務システム、教員が重視するのは「使いやすさ」「コスト」「機能の充実」=システックITソリューション調べ=
システックITソリューションは13日、全国の中学・高校の教員(校務システムを導入していない学校の教員)507人を対象に実施した、「学校教員の働き方に関する調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「校務システム」を導入するにあたって、どのようなことを重視したいと考えているのか聞いたところ、最も多かったのは「使いやすさ」55.4%で、以下、「コスト」39.3%、「機能の充実」32.4%、「学校の運用に合わせたカスタマイズ」31.6%、「システムサポートの充実」24.3%、「導入実績・クチコミ」13.8%と続いた。
校務システムを導入していない教員が導入の際に重視したいポイントは、「使いやすさ」が最多だったが、コストや機能の充実など、高度な機能よりもむしろ基本的な作業を平易に行えることにプライオリティが置かれていることが分かった。
前回の調査では、すでに校務システムを導入している教員が新たなシステムを導入する際には、「学校の仕様に合わせたシステム創り」をしてもらえることや、運用が変わった際にも「迅速なカスタマイズ対応」がしてもらえるといったことを重視する教員が多かった。
また、「実際にどのような業務がシステム化されると嬉しいか」を尋ねたところ、「クラス替えや席替え」、「会計処理」など、高度な専門性を必要としない業務のシステム化を望む声が多かったが、「成績処理」や「通知表作成」といった数値データの処理が必要な業務や、「校内報告」のように情報共有が不可欠な業務のシステム化を希望する意見もみられた。
この調査は、全国の中学・高校の教員(校務システムを導入していない学校の教員)を対象に、5月12日~18日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は507人。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











