2024年6月4日
小学生、3人に1人が視力1.0未満。6割強が「授業中に黒板が見えにくい」などの影響 =ロート製薬調べ=
ロート製薬は3日「こどもの目の白書2024」を公開した。
調査は5月17日~19日に、小学生の子どもを持つ親1000名を対象に行われた。それによると、裸眼視力1.0未満の小学生は36.7%と3人に1人以上に上った。21.8%がメガネやコンタクトレンズを装用していると回答。メガネやコンタクトレンズ装用の理由は「近視」が7割を占めた。
裸眼視力低下によって61.6%が「授業で黒板が見えにくい」など、生活に影響のあることが分かった一方、55.2%の親がそれに気づいていなかった。親が考える裸眼視力低下の理由の1位は「デジタルデバイスの接触時間の長さ」。実際、裸眼視力の低い子どもはデジタルデバイスの接触時間が長い傾向にあり、裸眼視力の高い子どもは屋外活動の時間が長い傾向が見られた。
子どもの健やかな目のために対策している親はわずか21.2%にとどまり、大多数の親が対策をしていない現状が明らかとなった。対策の内容は「睡眠」「照明」「デジタルデバイス時間の管理」などとなった。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)