2013年3月14日
文科省/「教育ICT活用実践発表会」が盛況
文部科学省は3月13日、省内の講堂で「2012年度教育ICT活用実践発表会」を開催した。参加者は450名で、会場は満席の盛況となった。
参加者の内訳は、教育関係者と企業関係者がほぼ半々。教育関係者では、教職員と教育委員会関係者が6対4だった。
文部科学省では、「学びのイノベーション事業」、「国内のICT教育活用好事例の収集・普及・促進に関する調査研究」などの事業を実施しており、その成果や取り組みの発表と教育の情報化推進の議論の場として開催した。
模擬授業では、教職員が生徒・児童役で参加し、電子黒板やタブレット、スキャナなどを使用した協働学習の模様を再現した。
そのほか実践報告やポスターセッションでも「一斉学習」「個別学習」「協働学習」の指導の流れを意識したICT活用事例が発表され、参加者の関心を集めた。
「新たな学びの実現に向けた学校・地域・企業・行政の連携について」と題したパネルディスカッションでは、ICT教育でシンガポール・韓国・台湾などアジア諸国に遅れをとっていること、授業でのパソコン利用が先進国で極端に低いことなどが課題として取り上げられ、産学官の一層の連携による「ICT教育効果の普及・啓発」が必要だという認識を示した。
最新ニュース
- 教員の88.5%が「生徒に積極的に辞書を使用してほしい」=辞典協会調べ=(2025年4月1日)
- 子どもが欲しい人が子どもに習わせたい習い事、1位は男子「英会話」、女子「ピアノ」=NEXER調べ=(2025年4月1日)
- NTT東日本×神奈川県教委、「災害時における学びの提供のためのICT支援に関する協定」を締結(2025年4月1日)
- 高知県教委、教育データを活用したまなびの姿を紹介するまんがを公開(2025年4月1日)
- 仙台市・NTT東日本、「第4回Digi田甲子園」地方公共団体部門で準優勝(2025年4月1日)
- セブン銀行、日本体育大学と「コンビニ証明書受取サービス」提供に合意(2025年4月1日)
- 麗澤瑞浪高校、AI時代の世界に挑む共創型リーダー育成に新アントレプレナーシップコース発表(2025年4月1日)
- 日本ユニセフ協会、子どもの権利についての模擬・実践授業の動画公開(2025年4月1日)
- Fora、経産省「探究・校務改革支援補助金2025」活用校の募集を開始(2025年4月1日)
- 東京財団政策研究所、教育における生成AI利活用に関するポータルサイト「Manabi AI」正式版リリース(2025年4月1日)