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2024年9月11日
eラーニング「learningBOX」」、通信制高校向けの「手書き機能」を拡充
learningBOXは、同社のeラーニングシステム「learningBOX」(ラーニングボックス)の、通信制高校向けの「手書き機能」を、9月末(予定)に拡充する。
同機能は、文部科学省が推進するGIGAスクール構想の第2段階「NEXT GIGA」に沿った開発で、教育現場のデジタル化の推進が目的。 近年需要が急増しているIBT・CBT方式の試験を採用する通信制高校での活用が期待されている。
今回の機能拡充で、オンラインでの小テスト、中間・期末試験で、算数の途中計算を書いたり、国語の問題文にマーカーを引いたりすることができるようになる。これにより、児童・生徒が自らの思考プロセスを可視化でき、紙の試験と同様に回答をスムーズに導き出すことができるようになる。PC、タブレット、スマホ全てのデバイスに対応。
また、国語、英語の長文問題など、同じ問題文で複数の設問がある場合には、メモ内容も設問をまたいで継続表示される。学習者が前の問題に戻って自分のメモ書きを確認する煩わしさがなく、手元の問題に集中して取り組めるようになる。長文の問題文をスクロールして読み進めた箇所を維持表示した状態で、設問をまたぐこともできる。
学習を中断した後、再開時に以前のメモ書きを再利用でき、学習再開するごとに新たにメモを書く必要がなく、中断前と同じ状態で取り組むことができる。特に通信制高校など、柔軟な学習スケジュールが求められる環境での活用が期待される。
ラーニングボックスは、専門的なIT知識がなくても手軽に教材の作成や管理、メンバー管理、成績の保存や閲覧などが行えるサービス。総契約アカウント数50万、有料利用企業数1200社(2023年11月末日時点)に達しており、業界・業種を問わず多くのユーザーが活用しているという。
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