- トップ
- 企業・教材・サービス
- ナギサコネクト、はんだ付けを学べるVRChatワールド「NiceHANDA!!」公開
2025年12月16日
ナギサコネクト、はんだ付けを学べるVRChatワールド「NiceHANDA!!」公開
ナギサコネクトは12日、はんだ付けの安全教育をゲーム感覚で学べるVRChatワールド「NiceHANDA!!」を公開した。
教科書中心だった安全指導を「VR体験」へ置き換えることで、初心者が実習前に危険箇所や正しい持ち方を体感的に理解できる学習環境を提供する。
「NiceHANDA!!」は学校の工作技術室をイメージした教室型のワールドで、作業机上のはんだごてと基板を使い、手順アイコンに従って操作を進める。はんだごては電源タップに近づけると起動し、加熱部に触れるなど危険な扱いをすると視界が赤く染まる演出で「触ってはいけない場所」を強く印象づける。現実ではやけどにつながるミスを、ケガなく反復できる点が狙いだ。
学習の継続性も重視し、速度や精度などを基にスコアを算出し、ホワイトボード風のランキングで可視化する仕組みを備える。友人同士で競える設計により、「授業だから」ではなく「もう一回やりたい」という自発的な練習につなげるとしている。ワールド内には、村田製作所が公開する「電子工作のコツ/はんだ付け」を基にした図解パネルも配置し、良い例・悪い例をいつでも確認できるようにした。
開発の背景には静岡県工業高校校長会からの依頼があり、実習での安全面の不安や、従来教材の分かりづらさといった課題の解消を目指した。Meta QuestシリーズなどスタンドアロンVRヘッドセットでも動作する軽量設計とし、学校現場での導入を見据える。12月20日に開催される「第2回 未来の科学技術者フェスティバル」の静岡県工業高校校長会ブースでの活用も予定されている。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











