2026年7月15日
27年卒学生の就活、半数以上が「月に1回以上」親に相談 4割超は「全く相談しない」=ジェイック調べ=
新卒スカウトサイト「Future Finder」を運営するジェイックは14日、2027年卒業予定の学生を対象に実施した、「就職活動における親との関わり」に関するアンケート調査の結果を発表した。

「就職活動に関する親への相談頻度について、もっとも近いものを選択してください」と質問したところ、「ほとんど毎日」が2.9%、「週に1〜2回程度」が20.8%、「月に1〜2回程度」が30.7%、「全く相談しない」が45.6%となった。
「ほとんど毎日」「週に1〜2回程度」「月に1〜2回程度」を合わせると、半数以上の学生が定期的に親へ相談していることがわかった。一方で、4割以上は「全く相談しない」と回答しており、親との関わり方には個人差があることがうかがえる結果となった。

「親に相談する(した)就職活動の段階について、あてはまるものすべてを選択してください」と質問したところ、「特に相談していない」が44.2%、「業界・職種を絞り込む、企業選びの初期段階」が22.6%、「内定獲得後、最終的に承諾先を決める時」が19.0%、「就職活動のストレスや不安を感じた時」が18.2%、「エントリーシートや履歴書の作成時」が10.2%、「選考辞退や他社選考とのスケジュール調整時」が7.7%、「面接対策(模擬面接や内容のチェックなど)」が6.2%となった。
実際に親へ相談するタイミングとしては、企業選びなど進路の方向性を定める初期段階や、内定承諾といった重要な意思決定の場面で親の意見を求める学生が多いことがうかがえた。

「親に就職活動の相談をする際に期待する役割について、あてはまるものを2つまで選択してください」と質問したところ、「傾聴:相談内容を聞いてほしい」が40.9%、「情報提供:親の経験や知見などに基づくアドバイスがほしい」が39.8%、「共感:状況や気持ちを理解してほしい」が33.9%、「意思決定:一緒に悩みや選択肢を整理し、意思決定を手伝ってほしい」が20.8%、「その他」が5.5%となった。
結果からは、親に対して「答えを出してほしい」よりも、「まず話を聞いてほしい」「気持ちを理解してほしい」といった心理的な支えや、親自身の経験に基づく客観的なアドバイスを期待していることが読み取れる。
「就職活動中に親から言われて嫌だった言葉や助言、心に残っているエピソードを教えてください」と質問したところ、以下のような回答が寄せられた。
▼嫌だったエピソード
①企業や志望先を否定されること
・「この会社で大丈夫か、規模感が小さい」と言われた
・自分の興味のある企業を否定された
・目指している業界について相談したら、「現実的ではないからやめろ」と言われた
②進捗を急かされたり、干渉されたりすること
・毎日、進捗を聞かれるのがストレスです
・「早く内定もらってきて」と言われた
・「そんなに動いているのにまだ内定1社しか貰ってないの」と言われた
・選考スケジュールを把握されること
③価値観を押し付けられたり、他人と比較されたりすること
・「公務員になれ」の一点張りが少しストレス
・「一社で生涯働き続けたほうがいい」というアドバイスは、今の時代とは合っていないと感じる
・兄や姉、他人と比較されること
・「〇〇くんは大手の〇〇会社に行ったらしいよ」と他人の話をされるのが嫌だった
④不安をあおる言葉や、答えのない助言
・「安定したところに行け」という抽象的な言葉が嫌だった
・「理想が高すぎる。目標を下げろ」と言われた
・「どうせ上手くいかないよ」と言われた
・「部活に入っていたらもっと就職活動が楽だったのに」と過去の話をされた
・「自分のやりたいことをやりなさい」と言われるが、それがわかっていたら苦労しないと感じた
▼嬉しかったエピソード
①意思を尊重し、応援してくれたこと
・「どんな道に進んでも応援する」と言ってくれた
・「好きな仕事をしなさい」と言われた
・焦らせたり、就活について口うるさく言われたりしなかった
・「最終的には自分で納得いくように決めな」と言われて嬉しかった
・「時間がかかっても、自分に合った会社を探しなさい」と言われた
②自信や安心感を与えてくれた言葉
・「あなたはどこに行ってもやっていけると思う」と言われた
・「頑張れ」と言われた
③話を聞き、経験を共有してくれたこと
・就職活動の早期化についての愚痴に共感してくれた
・豊富な経験からアドバイスしてくれて参考になった
・「顧客にも丁寧な会社を選ぶように」というアドバイスが印象に残っている
「今回の調査では、就職活動について親に相談する学生は半数を超え、相談するタイミングは『企業選びの初期段階』が最も多い結果となった。また、親に期待する役割としては、『意思決定:一緒に悩みや選択肢を整理し、意思決定を手伝ってほしい』よりも、『傾聴:相談内容を聞いてほしい』や『情報提供:親の経験や知見などに基づくアドバイスがほしい』が上位となった。
【調査概要】
調査名称:「就職活動における親との関わり」に関するアンケート調査
調査対象:同社サービス「Future Finder」に登録した、2027年卒業予定の学生
調査機関:自社調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2026年1月28日~5月29日
回答者数:274名
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