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2014年5月23日

筑波大学/教育研究成果発信システムをNIIの共用サービスに移行

筑波大学は21日、教育研究成果を発信するシステム「つくばリポジトリ(Tulips-R)」を、国立情報学研究所(NII)の共用リポジトリサービス「JAIRO Cloud」に移行し、サービスを開始した。既存の機関リポジトリからの移行は、筑波大学が初めてのケースという。

筑波大学附属図書館は、今後の機能向上や新たな展開を見据えて、NIIが進めている機関リポジトリ移行の実証実験に2013年度から参加。つくばリポジトリに蓄積したデータの変換ツールの開発や、機能の検証を行い、現行のつくばリポジトリと同等のサービスが可能となったことから、正式に移行を決定した。

共用サービスである「JAIRO Cloud」への移行で、筑波大学はシステムの運用に必要なコストを低減でき、コンテンツの充実により力を入れることができるようになる。また、NIIの支援によって、新機能の追加やインターフェースの向上が期待される。

今後は、データの充実を進め、機能向上についても検討していくという。

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