2013年4月19日
矢野経済研/eラーニング市場B to Cは好調に推移
矢野経済研究所は15日、「eラーニング市場に関する調査結果 2013」を発表した。
これによると、2012年度の国内eラーニングの市場規模は、683億円(前年度比1.2%増)と微増見込み。
市場は法人向け(B to B)と個人向け(B to C)とに分かれ、B to B市場はASP/SaaS/クラウド型サービスの普及や参入事業者の増加に伴う競争の激化などにより、ほぼ横ばいを示した。
一方、B to C市場は、格安の語学レッスンや、学習塾・予備校でのeラーニングサービスの導入など学習コンテンツやサービスの多様化などを受けて個人利用者が増加、好調な推移を見込んでいる。
また、2012年度の携帯電話(スマートフォン含む)とタブレットによるeラーニング市場規模は49億円(前年度比130.0%増)。
そのうちB to B市場が42億円(前年度比147.1%増)、B to C市場が7億円(前年度比62.8%増)を見込むなど、モバイル端末普及に伴い法人、個人ともにeラーニング需要が活発化し、今後の拡大が期待されている。
市場規模の微増傾向は2013年度も続くものと見られ、692億円(前年度比1.3%増)を予測している。
調査概要
期間:2013年1月~3月
問い合わせ先
矢野経済研究所 営業本部 広報チーム
電話:03-5371-6912
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