2013年6月11日
インプレス/電子書籍ストア 2人に1人はKindleストア利用
インプレスR&Dは10日、電子書籍ストアの利用率に関する調査「電子書籍ストア利用動向調査—OnDeck 2013年4月調査版」を発表した。
その結果、Kindleストアの利用者は49.4%であり、2人に1人が利用していることが分かった。
理由としては、「Amazonのアカウントで利用できる」「どのデバイスでも読めるし、点数が豊富」「Kindleのワンクリック購入が非常に楽だから」など、ネット書店としての強さと、専用端末だけでなくiPad/iPhone、Androidといった各種端末でも利用できる利便性が挙げられている。
2013年2月に日本でサービスを開始したアップルのiBookstoreは、利用率15.8%で2位。
前回2位だった紀伊國屋書店Kinoppyは、14.7%と3位に後退。以下、Reader Store、楽天kobo、BookLive!が続く。
注目点としては、BOOK☆WALKERやeBookJapanなど、得意分野を持つ電子書籍ストアの利用率が安定していること。これらはKindleストアなどの総合ストアとともに併用されるケースが多く、利用者の信頼も得ているとしている。
調査結果の詳細は、7日発売の「電子書籍ストア利用動向調査—OnDeck 2013年4月調査版」に掲載されている。
調査概要
対象:EPUBマガジン「OnDeck weekly」読者
実施期間:2013年4月22日から4月26日
有効回答数:646件
問い合わせ先
インプレスR&D NextPublishingセンター
電 話:03-5275-1087
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