2017年7月7日
5割の人が「将来、医師はAIに置き代わってほしくない」
ジャストシステムは6日、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing
Research Camp」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利⽤して実施した「人⼯知能(AI)&ロボット⽉次定点調査(2017年6⽉度)」の結果を発表した。
調査結果によると、将来、AIやロボットに「置きかわってほしくない」という回答がもっとも多かった医療系の職業は「救急救命⼠」で52.1%、次いで「医師」が48.8%だった。
飲⾷系の職業では、「置きかわってほしくない」との回答がもっとも多かったのは「和菓⼦職⼈」で55.7%、次いで「板前」が55.3%。
また、 話しかけると、その内容に応じて情報提供や命令を実⾏してくれる、AIを活⽤した
「Amazon Echo」「Google Home」といった「スマートスピーカー」について、「購⼊を検討している」⼈は7.1%、「興味はあるが、購⼊は検討していない」⼈は21.9%、「知っているが、興味はない」⼈は14.5%。合計すると43.5%の⼈が認知していた。
AIやロボットの発達により、暮らしの利便性が向上する可能性について、「とても期待している」⼈は17.4%、「どちらかというと期待している」⼈は37.1%。合わせて54.5%の⼈が期待をしていると答えた。
AIやロボットの発達で⼈材不⾜が解消されるかを聞いたところ、「解消すると思う」と答えた⼈は20.1%、「ある程度は解消すると思う」⼈は47.9%。合計68.0%の⼈がAIやロボットは⼈材不⾜を解決する策の⼀つとなりえると考えていた。
一方、 AIが発達することによるリスクや不安には、「AIを悪⽤した犯罪」を挙げた⼈がもっとも多く42.7%、次いで「AIを採⽤してしまったがための事故」が41.8%、「AIの誤作動を⼈間が⽌められなくなる」が37.6%だった。
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