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2018年1月29日
WebRTCを活用した英会話学習「Graspeak」、試験運用を開始
トライオンとネオジャパンは、WebRTCを活用したリアルタイムコミュニケーション教育プラットフォーム「Graspeak (グラスピーク)」の実環境での試験運用を、18日からトライオンの学習プログラム「トライズ」の学習センターで開始した。
WebRTC (Web Real-Time Communication)は、World Wide Web Consortium (W3C)が提唱。リアルタイムコミュニケーション用のプラグイン無しで、ウェブブラウザ間のボイスチャット、ビデオチャット、ファイルの統合的な一括管理ができる通信APIの規格を指す。
「Graspeak」は、トライオンが仕様企画と実環境での改善を担当し、ネオジャパンが開発、両社が共同で教育プラットフォームの販売を行う。
トライオンの英語スクール「TORAIZ」での経験を活用し、教育プラットフォームとして必要な講師と受講生の管理機能、学習進捗の管理機能、講師のレッスン評価機能などを標準実装。このため、従来のリアルタイムコミュニケーションサービスの活用では困難だった遠隔レッスンの本部からの集中的な管理ができるようになる。
さらに、講師や受講生が個人的に保有しているリアルタイムコミュニケーションサービスのIDを講師・受講生間で共有しなくても利用できるため、個人情報のセキュリティ向上も期待できるという。
なお、このプラットフォームの確立で、トライオンは現在、東京と大阪に学習センターを設置している「TORAIZ」を、今後は地理的条件にとらわれずに展開していく方針だという。
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