- トップ
- 企業・教材・サービス
- 自転車ながらスマホ、歩行者の見落とし率が「通常」より5割増加
2018年3月22日
自転車ながらスマホ、歩行者の見落とし率が「通常」より5割増加
京都府、KDDI、au損害保険の3者は20日「ながらスマホ」をしながら自転車走行した場合の危険性を検証する実証実験の結果をまとめ発表した。
同実験は、愛知工科大学の小塚一宏名誉・特任教授監修のもと、UNN関西学生報道連盟 (京都大学、同志社大学、立命館大学、京都女子大学他) の協力を得て実施。
2月24日に京都府庁で、京都府を含む関西在住の大学生11人を被験者として、スマートフォンのメッセージ画面を操作しながら自転車を走行した場合、スマートフォンに視線が集中することで、自転車ながらスマホの危険性にどの程度影響するか検証した。
その結果、歩行者の通行の見落とし実験では、横切る歩行者4人に対して視線が向けられなかった回数を被験者9人で平均すると、通常時「1.33」回に対し、ながらスマホ使用時は「2回」、ながらスマホ使用+イヤホン装着時は「1.56回」となった。
つまり、自転車ながらスマホ走行時は、歩行者の見落とし率が「通常」より5割も増えた。
また、歩行者を認識するまでの反応時間の実験では、通常時1.00秒に対し、ながらスマホ使用時は1.67秒、ながらスマホ使用+イヤホン装着時は1.42秒に遅れた。
さらに、歩行者を注視する時間では、通常時に比べ、ながらスマホ使用時は23%、ながらスマホ使用+イヤホン装着時は22%にそれぞれ減少した。
□ 実証実験結果をまとめた動画
最新ニュース
- コドモン、島根県江津市の公立放課後児童クラブにICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月17日)
- みん就、「みん就 2025年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」を発表(2024年5月17日)
- 志望校選び、親子で温度差。子どもは「設置学部」保護者は「学費」=明光義塾調べ=(2024年5月17日)
- 最も苦手な体育の種目、小学生は「水泳」、中学生は「長距離走」=ニフティ調べ=(2024年5月17日)
- カホエンタープライズ、山口大学で「Tableau」用いたデータ活用DX化支援を実施(2024年5月17日)
- 埼玉工業大学、工学部5専攻を新設 全学的に専攻を強化(2024年5月17日)
- FIXER、鈴鹿工専で生成AI活用に特化した寄付講座を開講(2024年5月17日)
- 立命館大学、人工知能チャットボット「ChatGPT」と翻訳ツール「BloomTalk」導入(2024年5月17日)
- マナリンク、不登校のためのオンラインフリースクール「マナリンク小中等部」開校(2024年5月17日)
- レコチョク、幼児・小学生向けデジタル技術を活用した「音楽×教育」体験会を開催(2024年5月17日)