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2018年9月21日
カスペルスキー、インターネット安全利用啓発セミナーが100回到達
カスペルスキーは20日、幼稚園・保育園に通う子どもの保護者を対象にしたインターネット安全利用啓発セミナー「スマホのある子育てを考えよう」の実施が、約4年間で通算100回に到達し、累計で6500人以上が参加したと発表した。
「スマホのある子育てを考えよう」は、同社が協賛する幼稚園や保育園に通う子どもたちの保護者を対象にしたインターネット安全利用啓発セミナー。2014年10月の開始以来、全国31の都道府県にある100カ所の幼稚園や保育園でセミナーを実施し、累計で6500人以上の保護者や開催園で働く職員が参加したという。
同セミナーは、普及が進むスマートフォンやタブレットなどが子育てでも活用され始めている中で、心や体の土台を作る大切な乳幼児期の子どもに、保護者としてデバイスにどのように関わらせるかを考える機会を創出することを目的として始められた。
当初は、セミナーの開催を希望する幼稚園や保育園は少なかったが、開始から2年経った2016年以降はニーズも増加し、募集枠を超えるほどの応募が寄せられるようになったという。同時に、受講者の意識にも変化が見られ、当初は子育てにスマートフォンを利用することに否定的な意見が多くあったが、現在では「スマートフォンがあることが前提で、それをどのように上手く子育てに活かしていくか」という考え方に変わってきているという。
しかしながら、保護者のセキュリティ対策に対する意識はまだまだ低い状況で、同社のアンケートでも、ウイルス対策やフィルタリングなどの対策を「なにもしていない」と回答した保護者が約半数となっていることから、ますますの啓発活動が必要と考えている。
セミナーは園指定会場で60分~90分程度で実施される。対象は、保育園・幼稚園に通う子どもの保護者および園職員。子育てとスマホのある現状、子どもがスマホを使う時に親が気をつけるべきこと・安全対策、家庭でのルールなど、講義とグループワークでわかりやすく進行する。
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