2014年10月1日
総務省/高校生約20%に会ったことのないSNSだけの友だち10人超
総務省は、高校1年生を対象に実施したインターネット・リテラシーに関する調査結果などを公表した。
総務省は、インターネットの危険に対応するための能力を数値化するテストを開発。2014年6月から7月にかけて、全国22の公立・私立で約3700名の高校1年生相当を対象にテストを実施。その結果を「青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標(ILAS)」として集計・分析・比較した。
それによると、テストでは、どの分類も2013年度より平均点が同じかそれ以上となり、リスク対応能力の向上がみられた。また、男子より女子の方が平均点が高い傾向があったという。
SNSでの交流状況に関する調査では、一度も会ったことのないSNSの友人数が「11人以上」いる青少年は19.3%にのぼることが分かった。一度も会ったことのないSNSの友人数は、男子よりも女子の方が相対的に多かった。
また、スマートフォンやSNSを使う際、家庭のルールがある青少年(71.5%)は、家庭のルールがない青少年(69.5%)より正答率が高く、リテラシーが高くなったという。さらに、スマートフォンやSNSを使う際、家庭でのルールがない青少年の方がフィルタリングなどを利用していない傾向があった。
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