2016年10月19日
小学生の母国語能力の習得 回答の保護者全員が「重要」
日本漢字能力検定協会は18日、子どもの漢字・日本語教育に関するアンケート調査の結果をまとめ、発表した。それによると、ほとんどの保護者が、子どもの将来にとって母国語能力を高めることが重要であると回答しているという。
今回の調査は今年8月から9月にかけて、小学生の子どもを持つ保護者527人を対象に実施された。そのうち、子どもの教育に関心があると回答した516人の回答結果をまとめて報告したもの。
それによると、516人全員が、小学生段階における母国語能力の習得を重視。また、ほとんどの保護者が、子どもの将来にとって母国語能力を高めることが重要であると回答している。
母国語能力の習得を重視する理由としてあがった回答のうち多かったのは、母国語能力がコミュニケーション力や思考力・判断力、表現力の基礎だからというもの。一般常識や教養、他教科の学習、外国語の習得の基礎としても母国語能力の習得を重視していることが明らかになったとしている。
そのほか、「小学生のうちに漢字の能力を身につけることは重要だと思いますか」の問いには、「非常にそう思う」が77.5%、「ややそう思う」が21.9%の回答結果となった。
アンケート調査概要
アンケート目的:教育に関心のある保護者がもつ、子どもの日本語・漢字教育に関する
意識を明らかにする
アンケート期間:2016年8月~9月
アンケート方法:イベント会場にて書面アンケートに回答
アンケート対象:日本漢字能力検定協会がイベント出展したブースに来場した小学生の保護者527人
有効回答者数(教育に関心があると回答した人数):516人(有効回答率:97.9%)
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)