2017年5月12日
保護者の3人に1人「子どものスマホの中身を見ている」明光義塾調べ
学習塾の明光義塾では、小学4年生から高校3年生の子どもを持つ全国の保護者を対象に、子どものスマートフォン使用に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
それによると、保護者の45%がスマートフォンの使用に関して子どもと衝突したことがあると回答。スマートフォンの使用に関して親子の衝突が起きているのは、珍しいことではない様子がうかがえる。
保護者の3人に1人が子どものスマホの中身を見ていると回答。学年別で見ると、小中学生の場合、「子どもが了承の上で見ている」が1位である一方、高校生の場合は「必要がないので見ていない」が1位となった。保護者が特に気にしている部分はメールやメッセージのやりとり。個人情報が特定される投稿をしないように注意している保護者もいた。
子どもがLINEやSNSアプリなどでトラブルになったケースは1割強。トラブルになったか「わからないが気にしている」保護者は2割強だった。
スマートフォンの利用について親子でルールを作っている家庭は約45%で一番多かったが、学年によって方法が異なっている。小学生の場合は保護フィルターのインストール、中学生は家庭内のルール作りが高い割合を占めたが、高校生になると制限をしない家庭が多く見られた。約60%の保護者がスマートフォンの使用に関して親子で「話し合う」と回答。「話し合っていないが必要だと思っている」を合わせると、約84%の保護者が話し合う必要性を感じていることがわかった。
子どもにスマートフォンを持たせたことについての総合的な評価を訊ねたところ、「持たせなければよかった」は8%にとどまり、「家族でLINEやSNSをしてコミュニケーションが増えた」や「単語アプリなど勉強に活用している」という積極的な声も多く集まった。
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)














