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2018年4月23日

3~6歳児の半数以上がスマホ・タブレットを日常で利用 カスペルスキー調査

カスペルスキーはイーランチと共同で、0歳から6歳児の保護者を対象に「2017年度 子どものスマートフォン・タブレット利用調査」を実施、18日、調査結果を公表した。

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「年齢別スマートフォン・タブレット利用頻度(3~6歳児)」

その結果、3~6歳児の半数以上でスマートフォンやタブレットの利用が日常化していることや、保護者の利用時間が子どもの利用時間に影響していることなどが分かった。

「2014年、2017年の6歳児スマートフォン・タブレット利用頻度の推移」

「2014年、2017年の6歳児スマートフォン・タブレット利用頻度の推移」

調査によると、3~6歳児の半数以上が「ほぼ毎日」「週に2~4日程度」利用。「ほとんど使わない」6歳児は、2014年の44.1%から27.9%に減少していることから、子どもがスマートフォン・タブレットを利用する機会が確実に増加していることが窺える。

保護者自身のデバイスにウイルス対策をしている人は37.7%、フィルタリング設定をしている人はわずか9.9%となった。セキュリティ対策を何もしていない人は46.7%にも上り、多くの保護者が子どもの利用機会がある自分のデバイスにセキュリティ対策を施していないことが明らかとなった。セキュリティ対策を何もしていない人の割合は2014年以降ほぼ変わっていないことからも、保護者のデバイスにフィルタリング設定やウイルス対策を施す必要性の理解と実施が急がれるとしている。

また、保護者のスマートフォン・タブレットの1日の利用時間が長くなるにつれて、子どもの利用時間も増加する傾向が明らかに見られた。一方、保護者の1日の利用時間に目を向けると、1時間以上の利用が2014年の57.1%から2017年には77.7%に増加しており、保護者の利用も日常化していることが分かる。このことから、保護者が自分の使い方を振り返り、自分の利用時間が子どもにも影響する可能性や、子どものお手本になっているかどうかを意識することが大切だとしている。

カスペルスキーとイーランチでは、就学前の乳幼児を持つ保護者を対象に、インターネット安全利用啓発セミナー「スマホのある子育てを考えよう」を2014年から全国で開催しており、2018年度の実施園を募集している。

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