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2018年6月21日
建設業界で展開中の「熱中症対策サポーター」を文教・地域活動に展開
システム開発のコモドソリューションズは20日、主に建設業界で展開中のIoTサービス「熱中症対策サポーター」について、 問合せの多い“保育・教育・地域活動”での利用へもサービス展開すると発表した。
本サービスは、日本気象協会監修による熱中症計(センサー端末)、熱中症計とBluetooth接続するスマートフォンおよびスマホアプリ、クラウド上のセンターシステム、監視のためのパソコンおよびディスプレイによって構成される。
熱中症危険度の高いエリアにいるスタッフに熱中症計を配布し、活動エリアの温湿度データを収集。活動エリアの環境を熱中症指数で表示することにより、離れた箇所にいる安全管理者が活動エリアを監視することが可能。監視対象であるスタッフが熱中症危険度の高い状況下で活動している場合は、注意喚起するためのメッセージ送信機能の利用や、スタッフに直接電話するなど、熱中症対策を強化できる。
一昨年のリリースから建設業では継続的に利用されているが、猛暑が予想される今夏に備え、本年は学校や地域のクラブ活動の監視のための利用の問合せが増えいる。また、高齢者の家族と離れて暮らす子世代が本システムを利用できないかとの問合せもあるという。
そこで、まずは“保育・教育・地域活動”でも利用できるよう、展開を開始する。現状、建設業向けに5つのエリア監視を最小構成としてサービス提供しているが、文教・地域活動向けに1つのエリア監視が可能になるようにカスタマイズ中で、9800円(税別)程度での提供を予定している。(利用期間:2018年7月~10月末/熱中症計1台含む)
クラブスタッフが熱中症計とスマホを所持し、離れた場所の保護者や顧問の教師がクラブ活動をしているエリアの熱中症危険度をWebにて確認するかたちで利用可能。
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