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2018年10月17日

分身ロボットのオリィ研究所、オフィス移転とエンジニアの交流会

遠隔操作型の分身ロボット「OriHime」などを開発・提供しているオリィ研究所は、事業拡大に伴い、16日から、本社オフィスをこれまでの三鷹市から東京・港区に移転した。

分身ロボットOriHime

分身ロボットOriHime

同研究所は、2015年7月に「OriHime」をリリース。当初は、病気などが原因で外に出歩くことができない人への孤独解消ツールだったが、様々なユーザーからの意見を元にそれ以外の利用方法にも対応。

OriHime eyeを使い、ALS患者さんが眼だけで描いた絵

OriHime eyeを使い、ALS患者さんが眼だけで描いた絵

本当にそこにいるような遠隔出社を可能にする「OriHimeBiz」をリリース。現在は約70社が導入し、育児や介護中の社員のリモート出社として利用が拡大している。

2016年7月には、ALSをはじめ身体をほぼ動かすことができない人のコミュニケーション支援を行う意思伝達装置「OriHime eye」を発明。

2017年には、厚生労働省から非課税対象福祉機器の承認をうけ、ベッドで横たわった患者は「視線やスイッチを使った自由な言葉の発話、周囲を見渡す、写真撮影、友達との旅行」などが可能になった。

また、2017年7月には、難病などで外出困難な人が分身ロボットで離れた場所から遠隔出社で働くロボットテレワークプロジェクト「働くTECH LAB」をWITHALSと共に始動。今年7月には、120cmの人型の分身ロボット「OriHime-D」を発表した。

2014年4月から三鷹市にオフィスを構え、少人数精鋭性で研究開発を行ってきたが、他企業との連携や事業の拡大に伴う人員強化のため、オフィスを東京・港区に移転する運びとなった。

また、新オフィス移転を記念し、同研究所創業メンバー兼CTOである椎葉嘉文氏が主宰する「Web×IoT交流会勉強会」を11月2日に新オフィスで実施予定。分身ロボットやコミュニケーションテクノロジーに関心のあるエンジニアの参加を募集している。

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