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2019年9月11日
レゴ エデュケーション、プログラミング教育の調査で現場ニーズが明らかに
レゴ エデュケーションは、小中高校で必修・高度化されるプログラミング教育に関して、教育現場での取り組み状況や課題などを理解することを目的に、国内の学校教育関係者を対象とするアンケート調査を実施、10日その結果を公表した。
調査は、同社が8月7日に東京で、9日に大阪で開催したイベント「レゴ エデュケーション カンファレンス2019」へ出席した小学校から大学までの教員と教育委員会職員を対象に行われ、286名から回答を得た。
それによると、約8割が「すでにプログラミング教育に取り組んでいる」または「導入準備に取りかかっている」と回答した。また、プログラミング教育に対する生徒の反応については、「楽しみにしている」「興味を示している」という前向きの答えが89%を占めた。
導入が進んでいる、いないに関わらず、プログラミング教育で力を入れたい点を複数回答で訊ねたところ、「楽しく取り組めること」75%、「論理的な思考や客観的な思考を養うこと」72%、「試行錯誤と成功体験を味わわせること」70%が上位となり、「実用的なプログラミングの能力を育てること」との回答は18%にとどまった。また、授業を通して生徒に身につけてほしいことは、「論理的な考え方」62%、「積極的に物事に取り組む姿勢」57%、「失敗を恐れずにチャレンジすること」57%が上位を占めた。
次いで、上記の目的を達成するために最も必要なものとしては、「十分な学習教材」33%が1位、続いて「体験型の授業」30%となった。困っていることとしては「予算」62%、「IT環境」56%、「授業時間」54%の不足との回答が半数以上となり上位を占めた。また、「情報」と「教員数」が不足しているとの回答も3割に上った。こうした結果から、教育現場における理想と実践に一定程度のギャップがあることが窺える。
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