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2019年9月30日

日立ソリューションズ、RPA運用支援クラウドサービスに新機能追加

日立ソリューションズは、米国Automation Anywhere社のRPA*1製品「Automation Anywhere」の導入・運用を支援する「RPA運用支援クラウドサービス」において、ソフトウェアロボットの実行端末の効率的な利用を支援する機能を追加し、30日から提供開始する。

「JP1/AJS3」と連携した「RPA運用支援クラウドサービス」の概要

昨今、企業のRPAの活用が加速するなか、ロボットが部門ごとにバラバラに管理され、実行端末の増加に伴うライセンスの追加購入や、エラー時の対処の遅れなど、システム管理部門の運用管理負荷の増大が課題となっている。

同社ではこの課題を解決するため、今年1月から「Automation Anywhere」と日立製作所の統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」のジョブ管理製品「JP1/Automatic Job Management System3(JP1/AJS3)」を連携し、システム管理者がロボット全体の実行スケジュールを視覚的に参照でき、ロボットの動作監視や実行結果の確認を簡単にできるようにしてきた。

このたび、同サービスを「JP1/AJS3」と連携することで、部門ユーザーからもロボットの実行スケジュールを視覚的に参照でき、ロボット実行端末の空き時間を確認した上で、ロボットの実行スケジュールの自動登録が可能となる。

これにより、システム管理者は手間をかけずに複数のロボットの実行スケジュールを全体最適の視点で調整できるようになり、実行端末の稼動率を向上させ、ライセンスの追加購入の抑制など、RPAの全社展開で課題となるライセンスや運用にかかるコストの低減を図ることができるという。

*1:RPAとは「Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション」の略語で、ホワイトカラーのデスクワークを、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する。

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