2020年4月23日
中高生の8割超が今後も「オンライン授業続けたい」=Z会調べ=
Z会グループの葵が運営する「アオイゼミ」では、同ゼミの利用者に対して休校期間中の学習実態についてアンケート調査を実施し、22日にその結果を公表した。
調査はアオイゼミを利用する中高生・高卒生を対象に4月6日~12日に行われ、2411件の回答を得た。それによると、休校期間中、主に自宅で取り組んだのは「学校の宿題」が最も多く78%、次いで「オンライン授業」68%となった。市販の教材や参考書も48%が使用していた。
今回の休校期間以前からオンライン授業サービスを利用していた生徒、今回初めて利用した生徒がほぼ半々となった。今回初めてオンライン授業サービスを利用した生徒のうち、ネットでオンライン学習を知った生徒が53%で最も多かったが、家族からの勧めも26%あった。
実際に使用した中高生の8割以上が、今後もオンライン授業を継続したいと回答。オンライン学習の利点として「自宅で勉強できる」が86%、「自分のペースで勉強できる」が71%、次いで「集中できる」が36%となった。また、オンライン学習の課題としては、「質問ができない」37%、「スマホやタブレットなどの通信機器の整備が必要」35%、「周りの大人の理解が得にくい」25%などが挙がった。
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