2020年10月9日
東北大とKDDI、「大学発ベンチャーの支援を通じた地域の人づくり」で協定
東北大学とKDDIは8日、大学発ベンチャー企業などの創出・成長支援を通じた地域の人づくりに関する連携協定を締結した。
東北大は、2030年までに大学発ベンチャー100社の創出を目指しており、学部生・大学院生を対象とした「文科省次世代アントレプレナー育成事業」(EDGE-NEXT)、官民イノベーションプログラムによる出資事業、起業家育成拠点である「東北大スタートアップガレージ」(TUSG)の運営を行い、シームレスなベンチャー企業支援に取り組んでいる。
一方KDDIは、これまで東北大が主催するイベント「東北大ビジネスプランコンテスト」への協力、東北6県を対象とした起業家の成長支援プログラム「Tohoku Future Builders」の開催などを通じて、地域のベンチャー企業の成長に向けて、交流・協力を行ってきた。
今回の協定を通じて、東北大が有する大学発ベンチャー企業などの支援基盤に、KDDIが有する5G・AI・IoTなどの先端技術や長年のベンチャー企業支援の経験を掛け合わせ、東北大が主催するプログラム・イベントやKDDIの共創パートナー企業と連携を図っていく。
また、学生の起業マインド醸成から起業時の各種サポート、そして、起業後の各種成長支援を、シームレスに成長ステージに応じた大学発ベンチャー企業などの支援を実施する。
協定の概要
①アントレプレナーシップ教育を通じた起業マインドの醸成
「取り組み検討事項」:KDDIによるDX、5G、AIなどに関する特別講義の実施、KDDI DIGITAL GATEによるデザイン思考をベースとしたアジャイル開発コーチングの開催、パートナー企業との連携による起業のためのオンラインコンテンツ配信
②大学発ベンチャー企業などの創出支援
「取り組み検討事項」:TUSGと連携し、5Gを活用した起業家育成オンラインイベントの共同開催、東北大ビジネスプランコンテストの開催支援、KDDIのテクノロジーを活用した共同実証の実施
③大学発ベンチャー企業などの成長支援
「取り組み検討事項」:KDDI∞LABOなどのKDDIが企画する事業共創イベントへの参加、ビッグデータを活用したマーケティング事例紹介などKDDIアセットを活用した支援、パートナー企業と連携した資金調達支援
詳細
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











