2020年11月17日
東京電機大、着座履歴記録アプリ「リレキログ」を導入
東京電機大学は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、教室における学生の着座履歴を記録できる同学独自のスマートフォン用アプリ「リレキログ」を、東京千住キャンパスの学生を対象に導入した。
同アプリは、同学の坂本直志教授(工学部 情報通信工学科)が、移動履歴の記録のために開発。同学教員が開発したアプリを新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、教育現場で活用する試み。
授業で登校する学生に同アプリを使って着座履歴の記録を呼びかけ、学生の中で万一、罹患者が出たときに、濃厚接触者を特定するなど感染拡大防止等のツールとして利用する。
「リレキログ」は、学生が自身の着座履歴をアプリで簡単に記録できる。陽性者らの着座履歴は大学が取得・公開、学生自ら濃厚接触者かを確認する方式。
セキュリティ面に配慮し、通信機能を持たない設計。学生の警戒意識を高め、座席の消毒や濃厚接触者の追跡等の負担軽減にもつながるという。
「リレキログ」は今後、大学の講義以外のイベント等にも利用できるようにしたいと考えているという。
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