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2021年6月15日
NEC、あしなが育英会と連携し複数機関1万件以上の奨学金情報を検索可能なシステム開発
NECは11日、あしなが育英会と連携し、日本全国の大学や自治体、法人などから提供される1万件以上の奨学金情報を横断的に検索可能な奨学金検索システム「Canpass」を開発し、5月から稼働を開始したことを発表した。
独自に収集した奨学金情報から、学生一人ひとりの多様なニーズにマッチした情報を提供することで、教育格差の改善に貢献するという。
奨学金制度は日本全国の大学・自治体・社団法人・財団法人など様々な機関により運用されているが、その数は膨大で、学生それぞれに必要な情報が届きにくいという課題があった。そこで、政府が推進するGIGAスクール構想に向けた教育ICT事業など、教育のデジタル化に取り組むNECは、奨学金事業に長年取り組んできた歴史を持ち、遺児などの教育支援・心のケアを行うあしなが育英会と連携し、複数機関の奨学金情報を検索可能な「Canpass」を開発。
同システムは、検索の際に提供主の種類・所在地・専攻・支給額・給付の形態などを選択することで、自身にマッチした奨学金情報を見つけることができる。これまで数多くの学生を支援してきた実績を持つあしなが育英会が中心となり奨学金団体等にデータ提供の声かけを行うことで、1万件以上という非常に充実したデータベースとなっている。
また、同システムの提供にあたり、高校生・専門学校生・大学生による機能レビューを実施し、学生にとって使いやすいUI(ユーザーインターフェース)を追求している。今後、さらなる奨学金情報の拡充とともに、奨学金制度だけではない進学に役に立つ機能追加などを予定している。
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