2021年8月12日
京都大学オンライン公開講義「立ち止まって、考える」シーズン3を14日から開講
京都大学「人社未来形発信ユニット」は、同大人文社会科学の特別講義をYouTubeライブでリアルタイム・双方向・無料公開する講義シリーズ「京都大学オンライン公開講義 “立ち止まって、考える”」のシーズン3を、8月14日から実施する。
この講義シリーズは、コロナパンデミックを共通テーマに据えた同大オンライン公開講義の第3弾。哲学・社会学・倫理学・美学などの講義のほか、新たに観光論・ジェンダー論など、さらに幅広いジャンルの人文社会科学分野の講義を加え、様々な視点から、アフターコロナを見据えた世界を論じる。
シーズン3の今回は、1人の講師が各々の専門の分野について講義を行う通常授業のほか、異分野の専門家2人によって1つのテーマをそれぞれの視点から深堀りする「特別対談」を開催する。
YouTubeライブ講義「立ち止まって、考える」シリーズは、2020年7月からスタートした京大発の無料オンライン公開講義。
「コロナパンデミック」を共通テーマとして、人文社会科学分野の講師陣が様々な角度から講義を展開。現在まさに直面している課題に取り組むための「座標軸」を共に考える場になることを目指している。
「講師が教え、受講者が教わる」だけではない双方向の授業を実現するために、講義はYouTubeライブで行い、リアルタイムの講義中にチャット欄に投稿された視聴者からの質問を回答する時間も設けている。
YouTubeで公開している講義は、開催から1年間で累計再生数52万回に迫っており、大学の講義動画の再生回数としては異例の多さ。講義期間には3万以上のツイートがある。
実施概要
実施期間:8月14日(土)~9月25日(土)
実施時間:期間中の毎週土・日に開講、各日2回・各1時間(11:00〜12:00、14:00〜15:00)
主な内容:
・特別対談第1弾「コロナの医学と老いの医学」
実施日時:8月14日(土)11:00~12:00
登壇者:京大総長・湊長溥氏、京大文学部教授・出口康夫氏
・特別対談第2弾「開かれたスマート社会へ」
実施日時:8月21日(土)11:00~12:00
登壇者:コネクトフリー社・帝都久利寿氏、京大文学部教授・出口康夫氏
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